目的
顧客の立場に立ちつつも、自社の強みをアピールする提案を行うためのポイントを習得する。
そのためにまず、提案を行う上での基本的な考え方を理解し、提案を要求する側(顧客)の購買パターンやRFPの位置付けを把握する。そして、提案の流れの項目毎に検討すべきポイントや注意するポイントを習得する。
概要
問題解決を構造的に捉え、アプローチの選択方法を理解する。
問題の定義や解決のための論理思考(ロジカルシンキング)の必要性、内容について理解する。
演習を通じて問題点分析と目的手段展開の方法を習得する。
実現のための企画書作成ならびにシナリオ展開に基づくスケジュール作成の方法を理解する。
目標到達レベル
議論している相手の漠然とした要望を整理できる。
論理思考(ロジカルシンキング)を基に、問題の因果関係を見つけ出し、真因を発見できる。
真因の認識に基づいて効果的な対策案を吟味し、最も効果的なシナリオを提示することができる。
漠然とした認識をわかりやすく整理して関係者全員で共有することができる。
条件に応じた問題解決アプローチを選択し、解決までの手順をテーラリングできる。
受講者の前提知識
1~2年の実務経験、もしくは「ITパスポート試験」合格と同程度の知識を有すること。
標準カリキュラム
1日目 | 1.イントロダクション ・コース概要説明 ・問題解決プロセスの基本原理と応用 ・主要アプローチの概略と手順の組立て方 2.問題分析:問題点ネットワークの作成 ・問題抽出の進め方(解説) ・問題点分析【チーム演習】 ・問題分析結果の発表 3.解決策策定:目的-手段展開図の作成 ・目的展開と目標設定の進め方 |
2日目 | 3.解決策策定:目的-手段展開図の作成(続き) ・目的展開【チーム演習】 4.解決策のまとめ:解決基本方針書の作成 ・解決策のまとめ方 ・解決方針の検討【チーム演習】 ・プレゼンテーション準備【チーム演習】 5.プレゼンテーション(レビュ&講評) 6.まとめ |
定員
18名