目的
オープンデータやビッグデータといったテーマも加わり、“資産として管理すべきデータ”は、社内データに限らず多様化・広域化している。
本講座は、社外から、また現状システムを支えるDBから、“経営層やユーザー”に分かりやすい、データの構造を明らかにするための“データモデリング”のノウハウを、演習を交えて解説する。
概要
意味レベルのデータモデル(論理モデル)を使ってデータ資産を可視化する技術により、「ユーザーが理解できる」ことと「最新のITやツールを活かす」ことの間に橋を架ける。
経営者をはじめとしたデータの利用者に意思決定に役立つデータを提供するための“可視化技術”を、演習を交えて解説する。
目標到達レベル
データ活用の事例を知り、本質の変遷を説明することができる。
「ビッグデータ」の意味を、「3V+1A」というキーワードで理解することができる。
ビッグデータ時代のデータ管理の在り方を、全社的取組モデルとして説明できる。
業務帳票から、第3正規化モデルを作成できる。
分析の視点を加えた、スタースキーマモデルを作成できる。
社外データを活用したセンチメント分析の進め方と課題を説明できる。
全社データ管理環境を構築する3つのステップを理解できる。
受講者の前提知識
3~4年の実務経験、もしくは「基本情報技術者試験」合格と同程度の知識を有すること。
標準カリキュラム
1日目 | 1.「データ」をビジネス上の意思決定に活かすには ・データ活用事例の研究/データ活用の全体像 2.定型データの分析技術 ○演習1:ユーザーにも分かるデータモデリング:レシートから売れ筋を読む 3.定型データからDWHへ ○演習2:既存DBに無い分析軸を設定する:正規形DBからスタースキーマへ 4.非定型データから定型データへ ○演習3:非定型データの定型化:社外情報からトレンドを読む 5.まとめ:データ活用についての注意点と重点ポイント ・全社データ管理環境構築の3つのステップ |
定員
30名